中村勘九郎、七之助が78年ぶりの珍演目に挑む 「墨塗女」 マネジャー発案で上演決定「面白い演目」

[ 2025年10月30日 15:23 ]

演目の見どころなどを語った中村七之助(左)と中村勘九郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(43)と中村七之助(42)が30日、都内で「中村勘九郎 中村七之助春暁歌舞伎特別公演」(3月7日初日、東京・府中の森芸術劇場、全国11カ所)の取材会を行った。

 2005年から始まった中村屋一門毎年恒例の全国巡業公演。22年には全国47都道府県全てを回った。

 今回はおなじみのトークコーナーに「艶紅曙接拙(いろもみじつぎきのふつつか・紅翫)」「墨塗女(すみぬりおんな)」を上演する。七之助は「墨塗女は初めて観る演目ですし、紅翫はいつも歌舞伎を見ている方には楽しい踊りで、いろいろな演目の名場面が出てくる。通な方でも楽しめる。凄くバランスが取れている」と太鼓判を押した。

 「墨塗女」は歌舞伎としては1948年以来78年ぶりの上演。大変珍しい演目となる。能狂言の「墨塗」を題材として、登場人物3人のコミカルなかけ合いとだまし合いが見どころとなっている。今回は猿若流で演じる。

 勘九郎、七之助の他に太郎冠者として中村鶴松(30)が出演する。七之助は「猿若流のを見ると100%太郎冠者が主役となっている。今の段階ではどうなるか分かりませんが、あのままやれば太郎冠者の作品であることは間違いない」と分析。勘九郎も「当たるか当たらないかは鶴松次第」期待を寄せた。

 「墨塗女」は「芸能きわみ堂」から着想を得たマネジャーからの提案で上演が決まった。勘九郎は「殊勲賞ですね。見たら面白いとなった。分かりやすい演目プラス今まで興行でなかなかかからないものを入れるのがコンセプトだった。両方兼ね備えている演目だったので、面白いとなった」と選定の経緯を説明した。

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