石川さゆり 紅白披露曲に持論「新しいことばかりでなく…」

[ 2015年12月29日 17:33 ]

取材に応じる石川さゆり

「第66回NHK紅白歌合戦」リハーサル

(12月29日 東京・NHKホール)
 38回目の出場となる石川さゆり(57)は大ヒット曲「津軽海峡・冬景色」を披露。「私が19歳の時に歌った曲なんです。ずっと新しく歌っていて、今でもカラオケでも愛してくださって、歌手としてなんて幸せ者」としみじみ。今回のステージは「日本人の日本らしさ」をスタッフと意見交換しながら作り上げたといい、「(紅白でも)何度も歌わさせていただいて、その年に生きている。今の『津軽海峡・冬景色』をお届けしたい」と話した。

 「海外に行くと、こんなにも紅白を恋しく思っているいるんだと感じる」。さまざまな曲も歌ってきている石川だが「紅白歌合戦は日本のお祭り。自分の新しいことばかりでなく、そういうもの」と紅白で披露する曲に対する持論も展開した。

 森進一(68)が今年での紅白引退を発表している。「先輩がほとんどいなくなってしまっている。これが時の流れなのかしら。大事に森先輩の歌を自分の中にも刻みたい」。今後については「後輩たちと紅白歌合戦がもっと楽しんでもらえるように作っていかないといけない」とまだまだ“現役”を誓った。

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2015年12月29日のニュース