忽那汐里 父親役・萩原健一に「素直な方」岩下志麻は急病で会見欠席

[ 2015年12月18日 18:09 ]

NHK BSプレミアムドラマ「鴨川食堂」試写会の会見に出席した忽那汐里

 女優の忽那汐里(22)が18日、都内で行われたNHKBSプレミアムの主演ドラマ「鴨川食堂」(1月10日スタート、日曜後10・00、全8回)の初回試写会に出席した。当初、出席予定だった岩下志麻(74)は体調不良により欠席。関係者によると、胆石を患っており、現在は入院中。2、3日で回復するとのことで、週明けには退院できる予定だという。

 柏井壽氏の小説が原作。京都にある東本願寺近くにある「鴨川食堂」を舞台に、看板娘のこいし(忽那)がさまざまな悩みを抱えたお客さんの相談を聞き、萩原健一(65)演じるこいしの父で元刑事の料理人・流が思い出の料理を再現していく人情ドラマ。萩原は11年ぶりの連続ドラマ出演で、NHKドラマへの出演は13年ぶりとなる。

 主演の忽那は「こんなにも共演者と近い関係性を早くから築くことができ、現場が居心地が良い環境で撮影に臨めているのは、これまで過ごしてきたことがなかった。安心した中でお芝居することができています」。初共演の萩原の印象については「カメラが回っていない時でもとにかくしゃべっていますね。これほど、周りで起こっていることに対して鋭い方ってお会いしたことがなくて、本当に素直な方。いつお話をさせていただいても、ウソを感じない。現場の合間に、“こいし、人生とはな”って話しかけてくれる方も少ないと思うので、本当に貴重だなと。現場では楽しくさせていただいます」としみじみ語った。

 食へのこだわりを描いたドラマであることから「都内いる時は基本的には自炊をしていますね」と普段の食生活を明かし、「一人暮らしを始めて、1年ぐらいが経過したところで、この1年でずいぶんお料理にもだいぶ慣れてきたかな。お料理は本当に好きで、疲れていても苦じゃなくて。現場で近いところで見られるので楽しいです」。オーストラリア出身の忽那にとって京都の伝統文化は新鮮なものばかり。「京都の伝統を大切にすることや風習などの知識もなかったので、この作品を通して新しいことを学ばせていただいています」と話した。

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