「襟裳岬」の岡本おさみさん死去…長男くにひこ氏「作品は永遠に」

[ 2015年12月18日 05:35 ]

死去した岡本おさみさん

 「襟裳岬」などのヒット曲で知られる作詞家の岡本おさみ(おかもと・おさみ、本名修巳=おさみ)さんが11月30日、心不全のため死去したことが17日、分かった。73歳。鳥取県出身。葬儀・告別式は家族で行った。

 岡本さんは放送作家から作詞家に転身し、68年にデビュー。吉田拓郎(69)の「旅の宿」(72年)や「蒼い夏」(99年)などがヒットした。作曲家としての拓郎とのコンビでも知られ、森進一(68)に提供した「襟裳岬」は74年に日本レコード大賞を受賞。ネーネーズの「黄金の花」など多くのヒット曲を出した。

 岡本さんの長男、くにひこさんは「岡本おさみの執筆は終わりを迎えましたが、作品は永遠に生き続けます。引き続き作品と触れ合っていただければ幸いです」とメッセージを寄せた。

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