WaT 来年2月解散!理由は個々の成長の必要性「前向きな決断」

[ 2015年12月7日 07:40 ]

アンコールを歌い終え手を繋ぎファンの声援に応えるWaT(左はウエンツ瑛士。右は小池徹平)

 ウエンツ瑛士(30)と小池徹平(29)のデュオ「WaT」が6日、解散を発表した。東京・品川のステラボールで行った7年半ぶりの単独公演で電撃報告。来年2月に活動を終了する。

 本編最後に、ウエンツが来年2月に新アルバムの発売を発表。客席は沸いたが、すぐに空気が一変。「発売をもって、WaTは解散となります」。待ちに待った10周年記念公演での発表に、観客1800人は悲鳴、涙、嗚咽(おえつ)…。ウエンツ自身も涙で話せなくなった。

 11月頭に2人で話し合って決断した。ウエンツは「僕の中にそういう思いがあったし、徹平が抱いてるのも感じてた。解散という言葉が出て“そうだよね”となった」と経緯を説明。心が通じ合った2人ならではだ。

 ウエンツは「1+1が10、100になると言われてきた。でも、僕たちがいつまでも1と1じゃいけない」と個々の成長の必要性を理由に挙げた。小池は「WaTを100%でやるのが厳しくなった。おのおのの道も見えてきた」と話し「前向きな決断」と強調した。

 2002年に結成。05年11月に「僕のキモチ」でメジャーデビューし、大みそかのNHK紅白歌合戦に出場。デビューから60日の最速記録は今も残る。

 最後は2人の思いを込めた新曲(タイトル未定)を初披露し、ウエンツは「ファンの皆さんをおのおので幸せにすることを約束します」と誓った。来年2月10日にアルバム「卒業BEST」を発売し、翌11日に最後のイベントを都内で行う。

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