トレンディエンジェル 5年ぶりM―1で敗者復活から下克上V!

[ 2015年12月7日 05:30 ]

M-1グランプリ2015で優勝したトレンディエンジェルのたかし(左)と斉藤

M―1グランプリ2015

 5年ぶりに復活した漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2015」の決勝が6日、都内で行われ、「トレンディエンジェル」が優勝。参加3472組の頂点に立ち、賞金1000万円を手にした。敗者復活からのVは07年「サンドウィッチマン」以来2組目。特徴のハゲを前面に出したネタで11代目王者となった斎藤司(36)は、「生やさなくて良かったです!」と興奮気味に勝因を語った。

 ともに頭髪の薄い斎藤とたかし(29)のテンポよいハゲネタの応酬に、切れ良く挟み込まれる斎藤の一発ギャグ。頂点に立ったのは敗者復活が決定してわずか30分後だった。トロフィーと1000万円の小切手を贈られ斎藤は「(敗者復活で選ばれるまで)ゆったりした時間を過ごしてましたが、この30分記憶がございません」と第一声を発した。

 M―1には05年から6回連続出場も、09年の準決勝進出が最高。ここ1、2年は番組出演も増えて知名度もアップしたが、今回もいったんは準決勝で敗退していた。「正直、ネタをもむ時間がなかった」と、敗者復活戦はいまひとつの手応えだったが、視聴者投票で1位に。決勝進出8組と争う第1ラウンドの最後の枠に滑り込むと、900点満点中825点で2位に入り、上位3組による最終決戦に進出した。

 9人の審査員が1票ずつを投じ勝敗を決める最終決戦では「モテるための痩せる方法」というネタで6票を獲得。1位通過の「ジャルジャル」と「銀シャリ」を圧倒的な勢いで退けた。

 準決勝は手応えに反しての落選で斎藤は「飲めないんですが梅酒ソーダを2杯ほど飲んでベロベロになった」と失意のどん底に。でもその悔しさをバネに頂点に立った。

 優勝を報告したい人を聞かれ斎藤は「親父ですかね。教育パパで中学受験からさせられたが、僕は本当に怠け癖があり、望み通りの子供になれなかった」としみじみ。一方のたかしは「よく行ってるメイド喫茶のメイドさんたちと喜びを分かち合いたい」と話した。

 報道陣から「きょうほどこの頭でよかったと思ったことはありますか?」と聞かれ、斎藤は「そんな嫌じゃないですよ」としつつ、「勝因は普段通りの自分を出せて、変わらずにハゲてたことです!」とVを呼んだ頭皮に感謝した。

 ◆トレンディエンジェル 斎藤 司(さいとう・つかさ)1979年(昭54)2月15日、神奈川県横浜市生まれの36歳。たかし(本名・須藤 敬志=すどう・たかし)1986年(昭61)1月30日、東京都小平市生まれの29歳。東京NSCの10期生で、04年にコンビ結成。ハゲネタをつかみにラップ系のリズミカルなネタが得意。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。

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