「下町ロケット」第8話視聴率は20・4%!今年民放連ドラ最高

[ 2015年12月7日 09:00 ]

「下町ロケット」の主演を務める阿部寛(C)TBS

 俳優の阿部寛(51)が主演を務めるTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)の第8話が6日に放送され、平均視聴率は20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。2度目の“大台”超えとなり、第5話20・2%を上回り、自己最高をマーク。3月18日放送のテレビ朝日「相棒season13」最終回20・3%を上回り、今年の民放連続ドラマ1位に躍り出た。

 瞬間最高視聴率は午後9時51分の22・2%。ドラマ終了間際、アジア医科大学心臓血管外科部長の貴船(世良公則)が開発を推し進めてきた人工心臓・コアハートの臨床試験がついに始まるが、突然、患者の容体が急変。研修医・葛西(中村歌昇)が応急措置に当たる場面だった。

 初回16・1%、第2話17・8%、第3話18・6%、第4話17・1%、第5話20・2%、第6話17・8%、第7話17・9%と推移。今クールのドラマで首位を独走している。

 第6話から後半「ガウディ計画編」がスタート。後半パートは直木賞作家・池井戸潤氏(52)が10月3日から朝日新聞で連載し、今月5日に単行本が発売された「下町ロケット2 ガウディ計画」を基に、物語はロケットエンジンから医療機器の開発に移る。今度は佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)の元に、医療機器の開発依頼が舞い込む。「ガウディ」と呼ばれる新型人工弁が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことが可能になる…というストーリー。

 池井戸氏原作をドラマ化した「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を手掛けた脚本・八津弘幸氏、演出・福澤克雄氏が三たびタッグを組んだ。

 第8話は、帝国重工へのコンペまで、あと3週間に迫る。ロケットエンジンのバルブ供給は佃(阿部寛)の製作所にとってビジネスの本丸であり、絶対に奪われてはならない。椎名(小泉孝太郎)率いるサヤマ製作所の打倒に燃える中、佃は富山(新井浩文)から燃焼試験の日取りを1週間早めてほしいと連絡を受ける。猛然と抗議する佃だったが、日程は覆らず仕方なく要求をのむことに…という展開だった。

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2015年12月7日のニュース