androp 新曲MV公開、子供の頃の記憶を今につなぐストーリー

[ 2015年9月15日 15:10 ]

andropの新曲「Dreamer」ミュージックビデオのワンシーン

 4人組ロックバンド「androp」の新曲「Dreamer」のミュージックビデオ(MV)が15日、公開された。

 この曲は8月にリリースされ、大人になっても、子供の頃に見ていたように夢を追いかけ続けることの難しさや、人生の中で目標に向かって少しずつ前へ進んでいく強さを描いた”夢見る人”へのメッセージソングで、オリコン週間チャートで初登場8位を獲得した最新アルバム「androp」に収録されている。

 MVは実際にボーカル/ギターの内澤崇仁が、子供の頃にアコースティックギターに初めて触れた時の忘れられない記憶が、大人になっても夢を追い続ける“今”につながっていくリアルストーリーが描かれている。

 番場秀一監督によって行われた撮影は、浮遊感のある印象的な映像世界でコンパクトカメラながらプロ並みのスローモーションが撮れるソニー「RX100 IV」「RX10 II」が使われた。番場監督は「今回の企画は歌詞から“かくれんぼ”をモチーフにしました。映像の中で鬼役の男の子が友達を探してる時に古いギターを見つけるのですが、これは内澤君の体験をヒントにしています。スーパースローはカメラのコンパクトさを利用しました。カメラを投げたりできるので子供たちの世界を自由に飛び回ってる感じが出せたと思います」と手ごたえを感じている。

 撮影を終えて内澤は「子供の頃、僕は秘密基地に置いてあったギターの音に心を奪われ、音楽を鳴らすことを夢見た。今も夢の途中です。夢を追う人が未来へ走り出せるよう、大人になっても夢を抱いた頃の純粋な気持ちを忘れないよう想いを込めた楽曲です。番場さんにより、曲の世界観と希望にあふれた夢を深い部分まで巧みに表現されたMVになっています」と話している。

 andropは09年12月に1stアルバム「anew」でデビュー。多角的な音楽表現でシーンに頭角を現す。これまで発表されたミュージック・ビデオは、カンヌ国際広告祭(仏)、OneShow(米)、Webby Awards(米)ほか国内外11のアワードで受賞するなど、その映像世界やアートワークは世界的な評価を得ている。9月からは全国7都市10公演からなるone-man live tour “androp”を開催。数々の映画やドラマ主題歌を手掛けるなど、その活動は多岐に渡る。

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