次期朝ドラ「あさが来た」主題歌はAKB48 さや姉初センター

[ 2015年8月18日 13:30 ]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」主題歌発表会見に出席したNMB48の山本彩

 女優の波瑠(24)がヒロインを務める次期NHK連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート、月~土曜前8・00)の主題歌をAKB48が担当することになった。18日、東京・渋谷の同局で発表された。AKB48が朝ドラの主題歌を歌うのは初。タイトルは「365日の紙飛行機」。初のセンターを務めるNMB48の山本彩(22)は「このような素晴らしい機会にセンターは光栄なこと。『あさが来た』は大阪制作。大阪出身なので、関西でもしっかり盛り上げていきたい。いずれはセンターに立ってみたいとは思っていた。Aメロをまるっと歌わせていただいていて、選抜でもなかったので、それもうれしい」と意気込んだ。

 「あさが来た」は幕末から大正を生きた女性実業家・広岡浅子をモデルに、激動の時代に社会進出した女性の生涯と家族の絆を描く。朝ドラ史上初めて幕末が舞台になる。

 ほかには、AKB48の渡辺麻友(21)高橋みなみ(24)柏木由紀(24)横山由依(22)が登場。楽曲が90秒間、初披露された。朝にピッタリのさわやかなフォーク調で、劇中はインストゥルメンタル版も流れる予定。CD発売は未定。

 高橋は「女性の生き方が制限された時代に、あさはしっかり生きていたと思う。私たちの真っすぐな気持ちで歌い継いでいきたい」、渡辺は「(朝ドラの主題歌は)本当にこんなに夢のようなことがあるのかと思った。ウソかと思うぐらい、本当にうれしい。毎日、朝流れるということで、1日に一筋の明るい光をさせるように取り組んでいきたい」、横山は「いずれ朝ドラのヒロインをやらせてもらえるように頑張ります」と抱負や喜びを語った。

 現在放送中の「まれ」のオープニングテーマ「希空~まれぞら~」はヒロインの土屋太鳳(20)が作詞、澤野弘之氏が作曲。

 2014年後期「マッサン」の主題歌は中島みゆき(63)の「麦の唄」。14年前期「花子とアン」の主題歌は綾香(27)の「にじいろ」。

 13年後期「ごちそうさん」の主題歌はゆずの「雨のち晴レルヤ」。13年前期「あまちゃん」のオープニングテーマは大友良英氏が作曲したインストゥルメンタル。ほかに「潮騒のメモリー」などのオリジナル曲が生まれた。

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