小出恵介 フジテレビドラマ初主演、情けないけど憎めないダメ男に

[ 2015年8月8日 05:00 ]

今秋放送「それでも僕は君が好き」でフジテレビのドラマ初主演する小出恵介(C)フジテレビ

 俳優の小出恵介(31)が今秋フジテレビドラマに初主演することが8日、同局から発表された。深夜に4日連続で放送予定(関東ローカル)で、台湾の人気脚本家・徐誉庭氏の小説「馬子們!(マーズマン)」(直訳で彼女たち)が原作で現在別冊少年マガジン連載中の「それでも僕は君が好き」を初ドラマ化する。

 物語は小出演じる芹澤祐輔(せりざわ・ゆうすけ)の10歳から29歳になるまでの恋愛遍歴を振り返るというもの。祐輔は情けないヤツだけれど憎めない、どこにでもいるような“ダメ男子”だ。誰もが一度は経験する恋の始まりから終わりをダメ男子目線で描きだす。

 小出も「テンポが良くトーンも跳ねているので、非常に見やすい作品だと思います。純粋で前のめりなかわいさがあふれた愛すべき男性と、それを愛してくれる女性のストーリーに注目いただきたいです。“温かい気持ちになれるエロドラマ!?”だと思いますので、ぜひ楽しんで下さい」と意気込みを語っている。

 このドラマを彩るヒロインは今後発表の予定。小出は理想の女性キャラクターについて「ラムちゃんですかね?あんなに愛情を相手に込めることができる女性はいないですよね…。究極の女性だと思います」と話している。

 また原作者の徐誉庭氏は「この物語が、さらにより広く深く遠くへ浸透していくことで“過去”と“今”の愛の課題に向き合う男の子、女の子の心へと染みわたり相手を許すことであなたが幸せになることを祈ります」と話している。フジテレビ編成部で企画を担当した増本淳氏は「フジテレビとしては久しぶりの深夜24時台の連続ドラマですので、なかなかできない冒険満載でお届けしたいと思い、若いキャストとスタッフが手さぐりで作る番組にしました。見終わった後には、恋愛って痛くて面倒くさいけどやっぱりいいよね、と少しだけ前向きになっていただけるはずです」と期待をかけている。

 主題歌はアジアを舞台に活躍する3つの国の6つの遺伝子が集結したアジアグローバルユニット・CROSS GENE(クロスジン)が担当。ヒットメーカー・森雪之丞氏が作詞で現在制作中だ。

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