AKB台湾オーディション 20歳美人双子姉妹ら17人合格

[ 2015年8月8日 04:00 ]

AKB48台湾オーディション合格者たち

 AKB48が初めて海外からメンバーを募るオーディションが6日、台湾の台北で行われ、応募総数2152人のうち11~21歳までの17人が合格した。双子の美人姉妹や、日本と縁のある子役など顔触れは多彩。当面は台湾で歌と踊りを特訓。日本で活動するためのビザを取得し、AKBが10周年を迎える年末までに合流を目指す。

 合格者17人の中央で美人姉妹が笑顔を輝かせた。ともに台北市内に住む大学2年の陳詩雅(チェン・シーイア=20)、陳詩媛(チェン・シーユエン=20)。メンバー入りすればAKB初の双子になる。

 2人は一卵性双生児。姉の詩雅は左顎にほくろがあり、冷静沈着。対照的に、妹の詩媛はえくぼがチャームポイントの熱血派。身長は1メートル51の姉より妹が1センチ高いが、体重42キロ、靴のサイズ23・5センチは同じ。そろって合格者として名前を呼ばれると、詩雅は「1人だけだったらどうしようと心配だった」、詩媛は「生まれてからずっといるパートナーなのでうれしい。早く劇場に立ちたい」と話し、見つめ合って喜んだ。

 審査ではそれぞれのカラーが出た。姉は大島優子(26)のバラード曲「泣きながら微笑んで」を中国語で情感たっぷりに歌唱。続いて登場した妹は、プロ野球日本ハムに所属する台湾出身の陽岱鋼のユニホームを着て、「全力投球で頑張りたい」と日本語でアピールした。

 2人は子役出身で、13歳の時にインターネットで、海の向こうで輝くAKBの存在を知った。姉は応募の際に「夢はAKBのセンターになって妹と一緒にステージの上で輝くこと」と用紙に書き込んだ。共通して好きな曲「RIVER」(09年発表)に込められたメッセージ「向こう岸の夢をつかめ」を体現するべく、スタートラインに立った。

 運営側によると、今後は保護者との面談など契約への準備を進める。17人はその間、台湾でステージパフォーマンスを磨く。正式契約した合格者は、AKBが10周年を迎える年末をめどに来日。運営側は日本での生活面もサポートしていく。

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