カトパン、9月いっぱいでフジ退社…「めざまし」降板 フリー転身

[ 2015年7月15日 05:31 ]

フジテレビを退社することが分かった加藤綾子アナウンサー

 「カトパン」の愛称で人気のフジテレビのエース、加藤綾子アナウンサー(30)が9月いっぱいで退社することが14日、分かった。フリー転身後の所属先も、近く正式に決定する見通し。朝の顔として活躍した「めざましテレビ」は9月いっぱいで降板。永島優美アナ(23)が後任を務める。

 放送業界を代表するアナウンサーになった加藤アナが4月に30歳を迎えたのを機に、7年間勤めたフジテレビを退社することになった。09年からレギュラー出演する朝の看板番組「めざましテレビ」を9月いっぱいで降板するタイミングでのフリー転身となる。

 過去同局では高島彩アナ(36)や、中野美奈子アナ(35)らが30代前半で転身。その多くが寿退社で、結婚と関係なくフリーに転向する女子アナは最近では異例だ。

 加藤アナは08年に入社。受験した民放3社全てに合格し、同じアナウンサー志望者たちから「スーパー綾子」と呼ばれるなど、入社前から評判が高かった。同年10月から新人アナとしてトーク番組「カトパン」を担当。そこで視聴者の人気を得て以来、テレビ各局の女子アナの中で常にトップクラスの人気をキープ。09年から出演した「めざましテレビ」では、12年からメーンキャスターを務めてきた。

 同番組の出演は週5日で早朝。関係者は「毎朝3時すぎにスタジオ入り。しかも彼女はゴールデン帯のレギュラー番組があり、改編期には特番で司会を務めるのが定番化。心身ともに相当なプレッシャーの中で仕事をこなしてきた」と指摘する。一方で、看板アナとしての責任感は強く、自分を早くから抜てきしてくれた会社のためにも30歳までは懸命に働くと決めてきたという。

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2015年7月15日のニュース