【刑事7人】東山紀之が風変わりな刑事 時間にこだわる新視点

[ 2015年7月15日 11:00 ]

「刑事7人」第1話の1場面(左から鈴木浩介、片岡愛之助、高嶋政宏)(C)テレビ朝日

 少年隊の東山紀之(48)が主演を務めるテレビ朝日「刑事7人」(水曜後9・00)は15日、スタートする。初回は30分拡大。

 「相棒」「警視庁捜査一課9係」など数々の人気刑事ドラマを生み出した同局“伝統”の水曜午後9時枠に新作が登場。7人の個性的なメンバーが難事件に挑む姿を描く。

 東山が演じるのは、警視庁遺失物センターから「刑事の墓場」と揶揄される警視庁捜査一課12係に異動した天樹悠(あまぎ・ゆう)。事件とは一見無関係かと思われる「時間」にこだわる風変わりな刑事。“被害者と加害者のタイムライン”に疑問を投げ掛け、そこに生じる“空白の時間の意味”を探り、事件の真相に迫る。

 ほかの6人は高嶋政宏(49)片岡愛之助(43)鈴木浩介(40)倉科カナ(27)吉田鋼太郎(56)北大路欣也(72)。

 人間観察のプロフェッショナルでリーダー的存在の熱血刑事・沙村康介に高嶋、事あるごとにラボにこもる情報分析のエキスパート・山下巧に片岡、正義感は強いものの慢性的にやる気のない刑事・永沢圭太に鈴木、帰国子女で肝の据わったクールな女性刑事・水田環に倉科、結果至上主義の係長・片桐正敏に吉田、12係と連携する法医学教授の権威・堂本俊太郎に北大路。個々のキャラクターがしっかり立っている。

 ドラマは2010年4月13日、雨の森のシーンから始まる。そして、場面は2015年6月10日、病室に移る。この2つの時間が、どのように結び付くのか。冒頭、見る者を引き込む。

 続いて2015年7月1日。警視庁遺失物センターを見学に訪れた小学生たちに、天樹が仕事内容を説明。演じる東山は明るく朗らか。コミカルさも交え、クール、ストイックといった従来のイメージを一新する。

 初回は、東京湾でクルーザーの爆発が発生。これが20年前の誘拐事件と関係する…という展開。脚本は、日本テレビ「金田一少年の事件簿」シリーズ、テレビ朝日「遺留捜査」シリーズ、映画「デスノート」「デスノート the Last name」などで知られる大石哲也氏によるオリジナル。時間軸が入り組み、やや複雑な構成だが、ミステリー、サスペンスファンは歓迎か。謎解きのおもしろさはもちろん、事件の深層にある悲しみや切なさが浮かび上がると同時に、権力者には鉄槌を食らわす痛快さも。卓越した筆を披露する。

 異動の内示の際、天樹は片桐係長から「リハビリは終わりだ」と言われる。何やらワケあり。初回の終盤にその一端が明らかになり、第2話への期待が大きく膨らむ。

 監督は「相棒」などの猪崎宣昭氏、「警視庁捜査一課9係」などの新村良二氏、「遺留捜査」などの長谷川康氏。

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