“画伯”田辺誠一 清志郎さんドラマで美術教師役「NHKさん面白いな」

[ 2015年4月28日 13:06 ]

NHKBSプレミアムドラマ「忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ」会見に出席した(左から)田辺誠一、渡辺大知、中条あやみ

 俳優の田辺誠一(46)が28日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたBSプレミアムドラマ「忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ」(5月3日22:00)の完成試写会に出席した。

 個性的過ぎるイラスト力から“画伯”との異名を持つ田辺が演じるのは、清志郎に憧れる主人公が慕う高校の美術教師。田辺は「僕も普段、絵を描いているので『NHKさん、面白いな』と思った」と同局の粋な計らいにニヤリ。

 今年3月の撮影期間中は個人的にキャンバスに絵を描いていたそうで「絵の具で汚れた手を洗って撮影現場に入って、そこでまた汚して……みたいなことをしていました」とさすが“画伯”という生活を明かした。

 会見場には、撮影でも使用した高校時代の清志郎さんによる油絵「顔のない自画像」も登場。田辺は「この年代特有の期待と不安が入り混じっているし、どんな風にもなるぞ!という部分も感じる。清志郎さんはこの頃からピンクが好きだったんですねぇ」としみじみ。

 「忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ」はRCサクセションの数々の名曲にのせて、清志郎さんが過ごした都立日野高校を舞台に、1960年代末の若者たちの青春群像を描く単発ドラマ。実際の都立日野高校でロケが行われた。

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