小向美奈子被告に懲役1年6月 「依存性は相当に根深い」と断罪

[ 2015年4月28日 05:30 ]

東京地裁に入る小向美奈子被告。懲役1年6月の判決を言い渡された

 覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪に問われたタレント小向美奈子被告(29)に、東京地裁(鈴木巧裁判官)は27日、懲役1年6月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 小向被告は黒のパンツスーツ、10センチのハイヒール姿で、やや緊張した面持ちで入廷。2009年にも覚せい剤を使用したとして同法違反の罪に問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けており、裁判官は「覚せい剤に手を出すことへの抵抗感や、ちゅうちょは感じられない。依存性は相当に根深い」「一度、社会で立ち直る機会を与えられていたにもかかわらず、再び安易に覚せい剤に手を出した。その責任は重い」と断罪した。

 起訴状では、東京都渋谷区の自宅で2月、覚せい剤約0.05グラムを所持したほか、覚せい剤を気化させて吸引したとされる。

続きを表示

2015年4月28日のニュース