加瀬邦彦さん通夜に850人参列 高木ブー“天国でいかりやさんが…”

[ 2015年4月28日 05:30 ]

加瀬さんの遺影と位牌が飾られた祭壇

 20日に74歳で亡くなった「加瀬邦彦&ザ・ワイルドワンズ」のリーダーで音楽プロデューサー、加瀬邦彦(かせ・くにひこ)さんの通夜が27日、東京都文京区の護国寺で営まれた。寺内タケシ(76)、徳光和夫(74)、モト冬樹(63)らタレントや関係者、ファンら計約850人が参列した。

 遺影は1年前に撮影したもので、人柄を物語るような穏やかな笑顔。白を基調とした祭壇は、葬儀委員長を務めたワイルドワンズのメンバーが、加瀬さんの爽やかなイメージを表現した。傍らにはトレードマークの12弦ギターと、生前愛飲したジンが置かれた。会場の大型モニターでは加瀬さんが最高の思い出と語っていた、06年の東京・日本武道館での結成40周年記念コンサートの映像が流された。

 グループサウンズ全盛期をともにした「ザ・ドリフターズ」高木ブー(82)は「いかりや(長介)の(通夜の)時も“バカヤロー”って言ったけど、今回も同じ気持ち。あっち(天国)には誰もいないわけじゃない。いかりやも待ってる」としんみり。

 戒名は「常楽院悠照清邦居士(じょうらくいんゆうしょうせいほうこじ)」。

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