佐藤健主演「天皇の料理番」初回視聴率15・1%の好発進

[ 2015年4月27日 09:50 ]

TBSテレビ60周年特別企画・日曜劇場「天皇の料理番」の主演を務める佐藤健

 俳優の佐藤健(26)が主演を務めるTBS日曜劇場「天皇の料理番」(日曜後9・00)が26日にスタートし、初回の平均視聴率は15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。15%超えの好スタートを切ったことが27日、分かった。初回は2時間スペシャルで放送された。

 今年の民放連続ドラマのうち、初回15%超えは今クールのテレビ朝日「アイムホーム」(木曜後9・00)の16・7%に次いで2作目。瞬間最高視聴率は午後10時36分の17・1%だった。

 TBSテレビ60周年特別企画。原作は直木賞作家・杉森久英氏の同名小説。大正~昭和の史実に基づき、日本一のコックを夢見て上京した青年・秋山篤蔵(佐藤)の成長を描く。1980年10月~81年3月(TBS、連続ドラマ)、93年2月(TBS、単発ドラマ)に続く3度目のドラマ化。TBS「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN―仁―」「とんび」などを手掛けたプロデュース・石丸彰彦氏、脚本・森下佳子氏、演出・平川雄一朗氏が再びゴールデンタッグを組む。

 共演は、篤蔵を支える妻役に黒木華(24)兄役に鈴木亮平(32)師匠役に小林薫(63)。ほかに桐谷健太(35)柄本佑(28)高岡早紀(42)佐藤蛾次郎(70)芦名星(31)武田鉄矢(66)加藤雅也(51)美保純(54)杉本哲太(49)ら。郷ひろみ(59)が人生初のヒゲをたくわえ、民放の連続ドラマに24年ぶりに出演する。

 初回は明治37年、何をしても長続きしない16歳の次男・篤蔵(佐藤)を将来を案じた父・周蔵(杉本)は昆布問屋への婿入りの話を取り付ける。ある日、篤蔵は納入先の連隊でコックの田辺(伊藤英明)と出会い、1枚のカツレツを口にする。その味が忘れられなかった篤蔵は連隊の厨房に入り浸るようになり…という展開だった。

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2015年4月27日のニュース