竹内結子「ヨロコビ」の声でアニメ声優初挑戦「震えるほど…」

[ 2015年4月27日 06:30 ]

ディズニー・ピクサーの映画「インサイド・ヘッド」の日本語版で「ヨロコビ」の声を担当する竹内結子

 女優の竹内結子(35)が、今夏公開のディズニー/ピクサーのアニメ映画「インサイド・ヘッド」の日本語吹き替え版でアニメの声優に初挑戦する。

 11歳の少女ライリーの頭の中にある5つの感情を擬人化したユニークな作品で、竹内はライリーを楽しい気持ちにする「ヨロコビ」の声を担当する。ほかに、悲しい気分の時に表れる「カナシミ」、怒りを爆発させるときの「イカリ」、嫌いなものを拒絶する「ムカムカ」、安全を守る「ビビリ」の“4人”がおり、「ヨロコビ」とともにメーンのキャラクターとなる「カナシミ」を大竹しのぶ(57)が吹き替える。大竹は洋画アニメの声優は初めてになる。

 物語は、ライリーが見知らぬ土地で暮らし始めて心が不安定になるところからスタート。感情に波ができたことがきっかけで、頭の中の「司令部」からヨロコビとカナシミの“2人”が放り出されてしまい、大混乱。2つの大事な感情を失ったライリーを救うため、感情たちが奮闘するという冒険ファンタジーだ。

 竹内は「まさか私がディズニーアニメの声を任されるとは思っていなかったので、震えるほどうれしかったです」と大喜び。すでにアフレコを終えており、「いつもポジティブなキャラクターなので、自分自身が楽しく喜んでいる気持ちを何割増しかで、かなりハイテンションでやりました」と話した。自身の感情については「ムカムカやビビリ、カナシミが前方に来やすいと思います」と明かした。

 一方、大竹は「(自分は)性格的にはヨロコビの方」と分析。カナシミは大事な感情の中でもなぜ必要なのか、謎に包まれ描かれている役どころ。「ヨロコビやカナシミやたくさんの感情たちがこの心に住んでいるんだなと分かって、明るく幸せに強く生きていきたいと思える映画。大人にも楽しんでほしい」と力を込めた。7月18日公開。

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