宝塚音楽学校101期生卒業式 40人が清く正しく美しく羽ばたく

[ 2015年3月3日 05:30 ]

卒業式を終え、笑顔で記念撮影に臨む宝塚音楽学校の101期生

 未来の宝塚スターを育てる宝塚音楽学校の卒業式が2日、兵庫県宝塚市の同校で行われ新世紀を担う101期生40人が巣立った。

 卒業生は、紋付きにそろいの緑の袴(はかま)姿で緊張した表情を浮かべ、伊木常雄校長から卒業証書を受け取った。首席の高垣琴音さん(芸名・鷹翔千空)が「“清く正しく美しく”の教えとともに、夢に向かって羽ばたきます」などと答辞を述べると、卒業生からは嗚咽(おえつ)ももれた。身長1メートル75と体格にも恵まれ、元星組トップスター湖月わたるに憧れるという高垣さんは「100周年の歴史を受け、品格ある男役を目指したい」と夢を語った。

 101期生は4月24日、宝塚大劇場で開幕する月組公演「1789―バスティーユの恋人たち―」で初舞台を踏む。

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2015年3月3日のニュース