辻仁成 たかじんさん怒らせた“事件”謝罪&感謝「人生のいい喝」

[ 2014年11月8日 19:59 ]

辻仁成

 歌手の辻仁成(55)が8日放送のテレビ大阪「たかじんNOマネー」2時間スペシャル「知られざる741日と愛のエピソード」(後6・59)に1000文字の手紙を寄せ、今年1月に他界したタレントで歌手のやしきたかじんさん(享年64)を怒らせた30年前の“事件”を謝罪するとともに、故人に感謝した。

 7日に発売されたベストセラー作家・百田尚樹氏(58)の新著「殉愛」(幻冬舎)を基に、たかじんさんの壮絶な闘病生活の真相が明らかに。橋下徹大阪市長(45)桂ざこば(67)ら、ゆかりの人たちが「たかじんさんからの愛」について語った。

 「やしきたかじん様、あれからいったいどのくらいの年月が過ぎたでしょうか。一度お会いして謝りたかったこと、誤解を解きたかったことがあります」

 辻は30年前、26歳の時、ロックバンド「ECHOES」として九州ツアーから大阪入りし、たかじんさんのラジオ番組に生出演。たかじんさんは当時、36歳。「新人バンドでしたので、ツアーの疲労も大きく、生出演にも慣れておりませんでした」と振り返る。

 本番が始まり、たかじんさんから「リーダー、どうですか?」と水を向けられたが、辻は自分の真後ろにいたリーダー・今川勉(ドラム、当時26歳)に質問したものだと思った。次の瞬間、たかじんさんは「なんで返事せえへんのや」と激怒。番組は中断したという。「僕は裏に連れていかれ、怒鳴られました。リーダーではありませんと言いかけましたが、やしきさんの剣幕に圧倒され、反論もできませんでした」と弁解した。

 「それから折に触れ、やしきさんがその時のことを話題にされていると聞き、胸を痛めておりました。いつかお会いするきっかけがあれば、当時のことを説明し、謝りたかった。その機会が今はもうなくなりました。残念なことです」

 「あの日、血気盛んな25歳でした。物忘れの激しいこの頃ですが、30年もその日のことを忘れることができないでいることが不思議でなりません。やしきさんの迫力は人生のいい喝であったと思います。自分が気を抜いて、うぬぼれそうになる時など、やしきさんの怒った顔が脳裏をよぎります。初対面の人と会う時などは、背筋を伸ばして、より誠実に向かい合うようになりました。どうぞ安らかにお眠りください。天国で叱られぬよう、残りの人生を精進したく思います」と感謝した。

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