麒麟 川島 この時期にエッセー出版のワケ 相方・田村の本に複雑な思い

[ 2014年11月8日 17:04 ]

出版記念サイン会を行った川島明

 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(34)が8日、都内の書店でエッセー「うつむきくん」(双葉社)の出版記念サイン会を行い、相方・田村裕(35)の出したベストセラー「ホームレス中学生」への複雑な思いを明かした。

 2年前から書き始めたというイラストに川島が感じた小さな不満を添えたエッセー本。これまでに多くのコラムなどを執筆しているが、意外にも初めての著書となった。

 その理由として、「僕の隣にいる人が出した本が事故みたいな売上げで、出しにくくなった」と告白。「“あいつに比べて売れない”と言われるのが見え見えで本に対してトラウマがあった」と話し、「だいぶバブルも過ぎ去りあの本を誰も覚えていないだろうということで出版にこぎつけました」とタイミングを見計らっての発売となった。

 すでに田村にも渡したといい、「売れんじゃない?」と“上から目線”の褒め言葉をもらったという。作家への転向は否定し、「あくまでもお笑いの一環です」と強調した。

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