真田広之出演&スピルバーグ氏総指揮のドラマ 来春日本上陸!

[ 2014年11月8日 06:00 ]

「エクスタント」でハル・ベリー(右)と共演した真田広之。中央はベリーの夫役を演じたゴラン・ヴィシュニック (C)2014 CBS Broadcasting Inc.All Rights Reserved.

 米ロサンゼルスを拠点に活動する俳優の真田広之(54)が出演した米テレビドラマ「エクスタント」が来春、WOWOWで放送されることが決まった。スティーブン・スピルバーグ監督(67)が製作総指揮の話題作で、オスカー女優のハル・ベリー(48)との共演も実現。真田は「アイデアの面白さや映像のクオリティーの高さに期待していただきたい」とコメントを寄せた。

 ドラマ「LOST ファイナル・シーズン」(10年)や映画「ウルヴァリン」(13年)への出演など、着実にキャリアを重ねている真田が、初めてスピルバーグ氏とタッグ。作品は米4大ネットの一つであるCBSが7月9日から13回にわたって放送し、評判を呼んだ。

 長期のミッションを終えて地球に帰還した女性宇宙飛行士が主人公のSFドラマで、アカデミー賞主演女優賞に輝いた「チョコレート」などで知られるハル・ベリーが主演。帰還後、理由は分からないが妊娠していることが判明して…とミステリアスに物語は展開する。

 真田は世界の宇宙開発事業を1本に民営化しようとする謎の科学者ヤスモトを演じた。「重要な役割を担うこの役を、スピルバーグ氏のプロダクションで演じられるというのも、出演を決める大きな理由の一つでした。ハリー(ハル)との共演も刺激的で楽しい現場でした」と話す。

 そして「どんなに科学が発達しても、人が悩み、戦い、愛し、助け合う。普遍的な物語だと思います」と強調。日本語吹き替え版でももちろん自ら声をあてており、「英語オリジナル版と両方見比べていただけるとありがたい」と語った。12月に帰国し、プロモーションに務める予定だ。

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2014年11月8日のニュース