ASKA、証人出廷へ 運び屋が起訴内容否認…検察側“申請準備”

[ 2014年10月22日 06:04 ]

歌手のASKA

 歌手のASKA(56)に覚せい剤などを譲り渡したとして、覚せい剤取締法違反罪などに問われている調達屋と運び屋とされる男2人の初公判が21日、東京地裁で開かれた。取り調べ段階で容疑を認めていた運び屋は一転、起訴内容を否認。これによって検察側は、ASKAを証人出廷させる意向を固めた。

 ASKAが再び証言台に立つ可能性が浮上した。調達屋に続き、運び屋までもが検察と対決をする姿勢を取ったからだ。

 調達屋とされる指定暴力団住吉会系組幹部、安成貴彦被告(47)は取り調べ段階と変わらず「身に覚えがない」と否認。運び屋とされる無職柳生雅由被告(64)も「覚せい剤と(合成麻薬の)MDMAを売ったことはない。安成被告と共謀したこともない」と続いた。これまで取り調べには「安成被告に依頼して違法薬物を用意してもらっていた」と供述していた。法廷で突然、態度を翻したとみられ、柳生被告の弁護人は「被告は前日の打ち合わせと違うことを言ってしまっている。後日、あらためて罪状認否の確認をしたい」と訴えた。

 柳生被告の証言を基に安成被告を追い込もうとしていた検察側は、戦略が狂った格好。関係者によると、検察はASKAの証人申請の準備に入った。警視庁はASKAの証言を基に両被告を逮捕しているため、検察側は、ASKAが柳生被告から違法薬物を譲り受けた詳細なやりとりを、法廷で再び証言させようとしている。

 ASKAは、自身の裁判では検察と争わず、狙い通りに初公判で即日結審させた。栩内被告の裁判でも出廷を免れただけに、再出廷となればショックは大きそうだ。出廷を拒む可能性もある。

 検察側は冒頭陳述で、ASKAから注文を受けた柳生被告が、安成被告に頼んで違法薬物を用意し、ASKAに譲り渡していたと指摘。ASKAとは91年のCHAGE and ASKAの大阪公演中に知り合い、違法薬物のやりとりが始まったのは08年ごろからだという。グレーのジャージー姿でやつれた表情の柳生被告は、ASKAへの譲り渡しを重ねて否定し「会って物を渡したのは事実だが、ポテトチップスやポッキーだ」と訴えた。

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