BPO「明日ママ」は「視聴者に受容」 ガキ使には「不快感」

[ 2014年4月8日 19:53 ]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」の汐見稔幸委員長は8日、日本テレビ系で放送されたドラマ「明日、ママがいない」について「当初厳しい批判を受ける問題点があったが、次第に視聴者に受容される内容になっていった」とするコメントを公表した。

 同委員会は3月、このドラマを審議対象としないことを決定している。

 汐見委員長は、視聴者から好意的な感想が増えたとする一方、非人格的なあだ名や児童養護施設長の暴力的な発言には「ドラマの効果上必要な設定と認めたわけではない」と苦言を呈した。

 さらに、審議入りしていた同局のバラエティー番組「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!」に対する同委員会の考えも公表。中年男性のおむつ交換など、三つのシーンについて「バラエティーのボーダーラインを越えた不快感だった」などと厳しく批判した。

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2014年4月8日のニュース