北野武監督 トム・ワトソンへの贈り物は「飛ぶワトソン」

[ 2013年12月14日 09:03 ]

BS朝日の特番でラウンドしたトム・ワトソン(左)と北野武監督

 映画監督の北野武氏(66)とゴルフ界の大スター、トム・ワトソン(64)の初共演が実現した。BS朝日の特別番組「トム・ワトソン×北野武 奥深きゴルフ~世界で戦うための戦略~」(29日後7・00)で、米国でゴルフのマッチプレーをしながらトークを収録した。

 初対面の舞台は、カリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクス。82年、ワトソンが17番でチップインバーディーを決め、ジャック・ニクラウス(73)を下して、全米オープンに初優勝した思い出のコース。

 「下手くそだけど、怒らないでください」と謙遜する北野監督に、ワトソンは「大丈夫。ボクが直してあげるから」と笑顔であいさつ。世界の第一線で活躍する同年代の2人はすぐに打ち解け、「トムさん」「タケシ」と呼び合った。

 また、北野監督は通常よりボールが飛ぶ規格外のクラブを用意し、「飛ぶワトソン」と名付けてプレゼント。ワトソンは喜んでこれを使用した。

 17番でワトソンは、82年の奇跡の一打について振り返り、関係者が「この場所で、自ら語るのは初めてじゃないかな」と驚くほどの大盛り上がり。ワトソンは「とても楽しかったよ!」、北野監督も「自然体の人だったね」と感心していた。

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2013年12月14日のニュース