ポール 11年ぶり日本公演 大阪で開幕「タダイマ~、オオキニー」

[ 2013年11月12日 06:00 ]

大阪公演で熱唱するポール・マッカートニー

 元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が11日夜、京セラドーム大阪で11年ぶりの日本ツアーをスタートさせた。

 5月に始まった世界ツアーの7カ国目。64年の「エイト・デイズ・ア・ウィーク」で幕開け。日本で初歌唱となった名曲に、会場を埋めた約3万6000人は早くも総立ちになった。

 日本語トークもさえた。11年前にも大阪で公演したことから「タダイマ、オオサカ~」「サンキュー、オオキニ」などと関西弁であいさつ。「今度は日本語覚えますけど、英語の方が得意です」と日本語でジョークも放った。

 39曲のうち25曲がビートルズナンバー。大観衆の「ポール」コールに応えたアンコールは、日の丸を振り回して登場。ラストは「イエスタデイ」「ヘルター・スケルター」「ゴールデン・スランバー」など至極のメドレーで締めくくった。

 2時間45分のエネルギッシュなステージ。古希を過ぎても若々しい歌声に、客席の喝采はやまなかった。

 兵庫県尼崎市から来た60代の男性は「完全に世代ですからね。エイト・デイズ・ア・ウィークを聴けた時は興奮しましたよ。最高としか言いようがない」と万感の様子だった。

 日本ツアーは全6公演。15日に福岡ヤフオク!ドーム、18、19、21日に東京ドームで歌う。

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