「半沢直樹」出たのに“倍返し”されてない…西沢仁太 映画で見返す!

[ 2013年11月12日 07:00 ]

勤務するレストランの制服に身を包んで「仕事を倍増やしだ」と気勢を上げる西沢仁太

 大ヒットドラマ「半沢直樹」で“ヤッたのにヤリ返されていない”悲しき悪役がいる。

 芸歴32年の俳優西沢仁太(54)。半沢をいじめたのに相手にされなかった男が、現在公開中の映画「TAP 完全なる飼育」で初主演を果たした。今回は女子高生をネチネチと責める役。「映画をヒットさせて仕事を“倍増やし”させてやる!」と気勢を上げる。

 「半沢」では第3話に登場。本店検査員が支店の融資を審査する裁量臨店で、検査員の一人を演じた。周囲が机をバンバン叩きながら半沢を攻撃している時に「その通り!」と言って便乗したのに、半沢の反撃時には相手にされず。悪役のリアクションも注目されたドラマだったのに“見せ場”をもらえなかった。

 そんな西沢は、俳優業の一方でレストラン「キャンティ西麻布店」に勤務。そこで知り合った映画会社社長に、自主製作の映像を見せたことがきっかけで新作の企画・主演を任せられた。「過去最大のチャンス。応援してくれた人たちに“恩返し”したい」と意気込む。

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