ミュージカル「スクルージ」出演の今陽子が意気込み「心温かになって」

[ 2013年11月12日 06:00 ]

ミュージカル「スクルージ」に出演する今陽子

 スポニチ創刊65周年記念事業のミュージカル「スクルージ」(12月8日初日、赤坂ACTシアター)に出演する今陽子(62)がこのほど、クリスマスミュージカルのステージに懸ける意気込みを語った。

 同作品では市村正親(64)演じるスクルージのかつて縁のあったフェジウィッグ夫人を演じる。市村とは20年以上の時を経ての共演。「いっちゃん」と親しみを込めて呼ぶが「“演技者として素晴らしい”と思って(市村を)見ている」と、日本を代表する舞台俳優に尊敬の気持ちを寄せている。

 市村はじめ、武田真治、笹本玲奈、田代万里生、今井清隆らミュージカル界のスターが集結した。今は「最高のカンパニー」と共演を楽しみにしていると同時に「やりがいがあります」とキッパリ。10月30日に顔合わせを行い、今月は稽古に明け暮れることになる。

 ストーリーは“守銭奴”スクルージに起こるクリスマスの奇跡を描くもの。人間としてのあり方を歌と踊りを交えたファンタジックな舞台になる。

 今にとっての奇跡とはという問いには「ニューヨークいた頃に受けたオーディションに合格したこと」。81年から2年ほど渡米していた中での出来事だった。ブロードウェイのミンスコフ劇場で40人ほどの審査員を前に、満足に話せなかった英語がスラスラ出てきたという。そのミュージカルの舞台に立つことはなかったが、当時の経験が今を大きく進化させその後、歌手、ミュージカル女優としてステップアップすることになった。

 「スクルージ」のスタッフには、訳詞担当として10月25日に死去した作詞家の岩谷時子さん(享年97)の名前が入っている。ヒット曲の数々を生み出しピンキーとキラーズの「恋の季節」も作詞。今は「音楽における母親」とコメントを出した。今回は岩谷さんにささげる舞台にもなりそうだ。

 最後に今は「家族で見てもらって心が温かになって帰ってもらえれば」とメッセージを語った。12月8日の初日まで約1カ月、稽古が本格化し、追い込みに入る。

 ◆今陽子(こん・ようこ)1951年11月1日、愛知県出身。68年にピンキーとキラーズのボーカルとしてリリースした「恋の季節」が大ヒット。その後も、音楽、テレビドラマ、舞台など幅広く活躍。昨年は「60歳からのフェイスブック~今からはじめるソーシャルライフ~」(マイナビ新書)を出版、SNSを積極的に活用している。

 ▽ミュージカル「スクルージ」 12月8~17日に東京・赤坂ACTシアター、25日に横浜・KAAT神奈川芸術劇場で公演。英国の国民的作家、チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」を原作にした心温まるクリスマス・ミュージカル。主演の市村正親は14年ぶりの再演となる。

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