広末涼子「母親としてはしんどい役」 9・29WOWOWドラマ主演

[ 2013年9月29日 10:57 ]

「鍵のない夢を見る」の最終回のヒロインを演じる女優広末涼子

 WOWOWは29日、連続ドラマW「鍵のない夢を見る」(日曜後10・00)の最終回を放送する。若手人気作家・辻村深月氏(33)の第147回直木賞作品を映像化した。

 最終夜「君本家の誘拐」は広末涼子(33)主演で締めくくる。理想のママ像に押しつぶされて、わが子の姿を見失ってしまう主婦・良枝を演じた。実際に2人の子どもの母親でもある広末は「育児は最高に楽しくて、たくさんの喜びと発見の連続」と笑顔で語りながらも、「精神的にも肉体的にもとても大変。危険と隣り合わせであるということは(良枝)に共感できました」と振り返った。そして今回は「母親としてはつらくてしんどい役でした」とも…。

 地方都市にあるショッピングモールにいた主婦の良枝(29)は生後10カ月の娘・咲良がベビーカーごといなくなっていることに気付きパニックに。子が授からないことで悩み、出産への不安で悩み、ほぼ毎日子供と2人きりで家に閉じこもり、育児にも悩んできた良枝。子どもができたことをきっかけに、都心から1時間圏内に家も購入したが、都心で働き続けていた良枝には馴染めない。しかも夫は家の事には非協力的で、家に閉じこもりきり。泣き喚く10カ月の咲良と一緒に出掛けるのも面倒だった。「育児から解放されたい」「子どもがいなければ……」と自由を懐かしむことが日に日に増していた。そんな精神状態の中で起きた“出来事”だった。

 共演は岡田義徳(36)原田夏希(29)ほか。

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2013年9月29日のニュース