小泉孝太郎主演「名もなき毒」最終回は8・7%

[ 2013年9月17日 10:34 ]

 小泉孝太郎(35)主演のTBS系連続ドラマ「名もなき毒」(月曜後8・00)の最終回が16日に放送され、平均視聴率が8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

 初回は13・1%でスタートし、第4話までは10%台をキープしたが、その後は1ケタと低迷した。全11話の平均は9・3%だった。

 作家宮部みゆき氏(52)の同名小説と「誰か Somebody」の人気ミステリー2作品が原作で、義父が会長を務める会社で働くお人よしのサラリーマン・杉村三郎(小泉)が死亡事故や殺人事件の裏側の人間ドラマに迫り、謎を解明していくミステリー。小泉が連続ドラマで主演するのは、09年のテレビ朝日「コールセンターの恋人」以来4年ぶりで、同局では初。小泉の主役抜てきは宮部氏直々のリクエストだった。

 原作が2作品にまたがることから、前半と後半でヒロインも交代。前半の1話から5話(8月5日)を深田恭子(30)、後半の6話(8月12日)から11話(9月16日)を真矢みき(49)が務めた。深田はひき逃げ事故で父親を亡くし、真矢は連続毒殺事件で父親が犠牲になった役だった。

 このほか、主人公の妻を演じた国仲涼子(34)のほか、江口のりこ(33)、室井滋(54)、平幹二朗(79)らが共演。

 最終回は、杉村と秋山(平山浩行・35)に明俊(森次晃嗣・70)を殺したのは自分だと真実を告白した外立(君嶋麻耶・26)。事件が解決へと向かう中、杉村のもとに菜穂子(国仲)から連絡が入る。原田(江口)が杉村家に押し入り、娘の桃子(矢崎由紗・4)を人質に取っているという。秋山や外立とともに駆けつける駆けつけた杉村は原田を必死に説得するが…という展開だった。

続きを表示

2013年9月17日のニュース