AKB 支援続ける!12年も「がんばろう日本!!」

[ 2012年1月1日 06:00 ]

<第62回紅白歌合戦>熱唱するAKB48

「第62回NHK紅白歌合戦」

(12月31日)
 NHK「第62回紅白歌合戦」が31日夜、東京・渋谷のNHKホールで開催された。テーマは「あしたを歌おう。」。歌の力で日本を明るくしようと、東北を舞台にした曲などで元気づけた。昨年の音楽シーンを席巻したAKB48は、姉妹グループを含めた210人で大迫力のステージを披露した。なお、7年ぶりに紅組が勝ち、対戦成績を29勝33敗とした。

 大活躍という言葉では表現しきれないAKB48の一年が幕を閉じた。

 18人でスタートした1曲目「風は吹いている」は黒と白の衣装。早着替えで赤、青の衣装になり61人で「フライングゲット」、そしてラストは6グループのメンバーが集結し210人で「Everyday、カチューシャ」。ミリオンヒット曲の豪華メドレーを、人数のパワフルさを生かした演出で魅了した。

 楽屋代わりとなったNHK放送センターで最大の「101スタジオ」では、本番前に210人で円陣が組まれた。キャプテンの高橋みなみ(20)は念願の初受賞となった「日本レコード大賞」の盾を持ち、「みんなの力で獲りました!」と報告。拍手や歓声で盛り上がるメンバーを見て、すぐに切り替えるのはさすがキャプテン。「たくさん人がいるから少しぐらい間違えてもいいやという気持ちは持たないで。全力でやろう!」と気を引き締めた。

 101スタジオだけでは狭すぎると、隣接するカフェテリアも楽屋に使用。スタッフは拍手で本番に向けてメンバーを送り出したが、「全員が出て行くまでに5分以上かかった」と笑っていた。NHKホールの楽屋口も大渋滞となった。

 インドネシアに姉妹グループ「JKT48」が誕生し、世界進出も果たした昨年。震災以降はメンバーが精力的に被災地を訪問。前田敦子(20)は「少しでも笑顔を届けられるように、来年も引き続き活動していきます」と継続を明言。歌唱の最後には「がんばろう日本!!」の人文字を完璧に決めた。210人の絆が一つになった瞬間だった。

 終了後にはTBSに移動し「CDTV 年越しプレミアライブ」に生出演。早くも今年の幕が開き、トップアイドルの新しい年がスタートした。

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