愛菜“コケちゃいました”ミッキーもビックリ!

[ 2012年1月1日 06:00 ]

<第62回紅白歌合戦>ミッキーと手をつなぎ、鈴木福(左)と階段を下りたところで転ぶ芦田愛菜

「第62回NHK紅白歌合戦」

(12月31日)
 NHK「第62回紅白歌合戦」が31日夜、東京・渋谷のNHKホールで開催された。史上最年少の7歳で出場した芦田愛菜&鈴木福コンビは、ディズニーの人気者と共演。芦田は舞台上でズッコける場面もあったが、愛くるしい笑顔で日本中を癒やした。

 史上最年少の7歳の出場となった芦田愛菜と鈴木福はミッキーマウスと手をつなぎ、ステージへつながる階段を笑顔で下りながら登場。会場から「かわいい!」と歓声が上がる中で、突然、芦田が右足を滑らせ、尻もちをついた。

 国民的人気子役の“コケちゃいました”のハプニングにミッキーマウスも動揺した様子で、口に手を当て“心配顔”。芦田は痛そうなそぶりも見せず、体勢を立て直し、笑顔をつくった。そして、司会の嵐の松本潤(28)に「愛菜ちゃん、大丈夫?」と聞かれると、「ちょっと、足が…」と苦笑いで返した。

 実はこの歩行が心配だったようで、本番前、ほかの出演者のリハーサルの合間に、女性スタッフと手をつなぎ、静かにこの階段を下りる練習をしていたが、残念ながらコケてしまった。

 だが、この後が国民的アイドルの本領発揮だ。すぐに切り替えて、満面の笑みで、鈴木とともにヒット曲「マル・マル・モリ・モリ!」を披露。東日本大震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島を含む東北地方在住の子供約80人と踊りながら大合唱して、観客をその愛くるしい笑顔で魅了した。

 出演後、報道陣の前に姿を見せたのが、午後8時の数分前。芦田と鈴木は労働基準法による年齢制限の関係で、出演できる時間は午後8時まで。そのため、今度は“シンデレラ”に早変わり。時間を気にして、報道陣の問い掛けに「足は大丈夫です」と言い残して、急いで会場を後にした。その懸命に走る姿からは、言葉通りケガはなかったようで、関係者をホッとさせていた。

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2012年1月1日のニュース