再婚、米寿 鈴木清順監督3部作に優作さんよみがえる

[ 2011年10月26日 09:00 ]

「ツィゴイネルワイゼン」で原田芳雄さん(右)を演出する鈴木清順監督

 48歳年下の映像編集者との再婚を6月に公表した鈴木清順監督(88)の代表作「ツィゴイネルワイゼン」(80年)「陽炎座」(81年)「夢二」(91年)の“大正浪漫3部作”が来年1月からデジタル処理したニュープリントで10年ぶりに劇場公開されることが決まった。東京・渋谷ユーロスペースから順次全国に展開していく。再婚と米寿の“タブルおめでた”を記念したイベントになる。

 古い順から、それぞれ故原田芳雄さん、故松田優作さん、沢田研二(63)が主演した3部作。「80年代、アクション映画から抜け出して、華やかなんだけど、どこかどんよりとした大正時代を撮りたい、ただそれだけの思いで作った、私にとっても、過ぎ去った輝かしい時代の映画です」と清順監督は振り返るが、3作とも既にDVDの生産もストップし、ファンにはうれしいお年玉だ。また12月21日にはポニーキャニオンから初めてブルーレイでセット発売されることも決定した。

 清順監督は「芳雄さんは唇が印象的な役者だったし、アクション俳優だった優作さんには激しい動きを封じ込めたあとの男を期待した。沢田さんからはいわゆるいい男ぶりを見せてもらった。彼らの艶っぽい姿がきれいな映像で見られるとは、長生きしてるといいこともあるもんです」と満足そう。続けて「新世紀に生まれたブルーレイで、あの時代に私が撮りたかった映像そのものだけでなく、そこからしみ出る臭いまでもしっかりかぎとってほしい」とコメントを寄せた。

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