SMAP “厳戒態勢”でも中国語で4万人魅了!

[ 2011年9月17日 06:00 ]

 SMAPが16日、中国・北京工人体育場でコンサートを行った。昨年、上海でのコンサートやイベントが相次いで中止になっており、やっと実現した初の海外公演。日本では当たり前の演出に公安当局からストップがかかり、公演も約3000人が警備に当たる厳戒態勢が敷かれた。そんな中でも、メンバーは流ちょうな中国語と華麗なパフォーマンスで約4万人(主催者発表)のファンを盛り上げた。

 中国側には公演を通じて、沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件を受けた日中関係の悪化を改善したいとの狙いがある。政治色も漂うコンサート。演出面でも火を使ったり、客席に近づくためのトロッコなどは当局から許可が下りなかった。舞台と客席も、日本の倍以上となる約15メートルの間隔が空けられた。

 それでもメンバーは歌と踊りで会場を盛り上げた。木村拓哉(38)が「ラン・ヲ・メン・イー・チー・クワン・フアン!(最後まで一緒に思いっきり騒ごうぜ)」と呼び掛けるなど、メンバー全員が流ちょうな中国語であいさつ。29曲を歌い踊ったステージでは、「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」を中国語で披露。歌手テレサ・テンさんらがカバーした中国の人気曲「月は私の心」も歌った。

 初の海外公演に中居正広(39)は「20年のキャリアがあるとはいえ、不安の方が大きかった」と話したが、ステージでは完璧なパフォーマンスを披露。コンサートは2時間余りで混乱なく終了した。

 20年前、暴風雨の中、デビューを飾ったSMAP。海外デビューも中盤から雨に見舞われた。香取慎吾(34)は「今日こそがSMAPの再始動の日」と言い切った。

 ▽北京工人体育場 北京市朝陽区にある多目的スタジアム。約7万人収容。中華人民共和国建国10周年の10大建築の1つとして59年8月に完成。90年のアジア大会のメーン会場で、毎年秋の北京国際マラソンのゴール地点。日中関係が悪化した04年8月に行われたサッカー・アジア杯決勝の日中戦では、中国の応援団が君が代にブーイング。日の丸を焼いた場所でもある。

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