愛妻の通夜を前に…新沼謙治、被災地でエール唱

[ 2011年9月17日 06:00 ]

「演歌キャラバン隊」として宮城県東松島市でコンサートを開いた新沼謙治(左)と細川たかし

 細川たかし(61)新沼謙治(55)ら演歌歌手6人が16日、東日本大震災の被災地、宮城県東松島市などを訪れ、慰問コンサートを行った。芸能プロ104社が加盟する日本音楽事業者協会の被災地支援活動「演歌キャラバン隊」の第7弾。

 被災した岩手県大船渡市出身の新沼は、7日に妻・博江さん(享年62)を肺がんのため亡くしたばかり。17日に通夜が開かれるのを前に、被災地を元気づけようと参加した。「妻から“今まで支えられていたことをちゃんと自分でもできるように自立して”と言われました。先々の不安をなくして、気持ちを切り替えて自立していきたい。気持ちや思い出は生き続けますので皆さんも頑張ってください」とエールを送り、代表曲「嫁に来ないか」などを熱唱した。

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2011年9月17日のニュース