SMAPに激震!草なぎ“カット”に各番組は苦渋の選択

[ 2009年4月24日 07:08 ]

 公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された草なぎ容疑者が、お茶の間から姿を消す。ジャニーズ事務所は、テレビやラジオのレギュラー番組計9本の出演を含むすべての芸能活動を当面の間、自粛することを発表。SMAPは残る4人で活動していくことになる。

 レギュラー番組「SMAP×SMAP」の収録は23日、東京・台場のフジテレビで予定通り行われた。延期などの可能性もあったが、米国人兄妹デュオ「カーペンターズ」の兄リチャード・カーペンター(62)がゲストで登場。スケジュールの変更ができないことから、残る4人が草なぎ容疑者の歌唱部分などをカバーしながら収録された。
 関係者によると、4人はショックを隠せない様子だったという。
 27日放送の同番組は、草なぎ容疑者の出演シーンのない傑作集を放送することで調整されている。
 フジテレビではこのほか、金曜レギュラーを務める「笑っていいとも!」は24日の出演を取りやめ。公式ホームページ上の金曜レギュラーの欄からも名前が削除された。同じ24日の「僕らの音楽」は、ナレーションを高島彩アナウンサー(30)に差し替えて放送。25日深夜の「チョナン・カン2」も、草なぎ容疑者の出演場面のない韓国人アーティスト特集が放送される。
 テレビ朝日は、25日に予定していた草なぎ容疑者の主演映画「BALLAD」の制作決定特番を、「レッドクリフPart2見どころ徹底解明」に差し替え。28日の「“ぷっ”すま」も草なぎ容疑者を出演させない形で放送するとした。WOWOWは5月5日に放送予定だった草なぎ容疑者の主演映画を、別の作品に差し替えることを決定。ホームページで「今後の放送は未定」と告知した。
 他局やラジオも同様の方針を決めた。ドラマはフジテレビで7月にスタートする主演作品が内定していたが、これも今後、キャストの見直しを含めて調整される見込み。現役トップタレントの不祥事でお茶の間への影響も大きいだけに、出演自粛は年内いっぱいまで続く可能性もありそうだ。
 SMAPは残る4人で活動を継続。昨年、2年ぶりに行われた全国ツアーも今年の実施は難しくなった。

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2009年4月24日のニュース