無類の酒好き 平常時と飲酒時のギャップが人気

[ 2009年4月24日 08:14 ]

 草なぎ剛容疑者の酒好きは有名だ。レギュラー番組のテレビ朝日「ぷっすま」(火曜後11・15)では飲酒しながら収録することがあり、酔って陽気になり、ろれつが怪しくなる姿は茶の間にも浸透。共演のユースケ・サンタマリア(38)からは「これ、仕事?」と突っ込まれ、木村拓哉(36)からも「(この番組の時は)生き生きしている」と、からかわれたほど。まじめで実直そうな普段のイメージとのギャップが人気を呼んでいた。

 酒席では、周りの人がまだ1杯目を飲んでいても、既に2杯飲みほすくらいのハイペース。ビールと焼酎を好む。SMAPの公演の打ち上げでは、酒の入ったグラスを一度持ったら放さず、他のメンバーが散会しても、1人残って飲み続ける。「メンバー5人の中では最も酒好き」(芸能関係者)といわれている。
 公演中や番組などでは、おとなしくて控えめで、5人の中でも一歩引いた感じ。記者会見やインタビューなどでは、周囲の空気を読みながら、言葉を慎重に選び、冷静に、丁寧に答える。97年に初主演したフジテレビ系ドラマ「いいひと。」の番組名どおりの印象だ。
 ただ、酒が入るとキャラクターは一変。テンションは一気に上がり、冗舌になり、笑い声も多くなる。同席したスタッフには満面の笑みでいたずらをするなど、底抜けに明るくなり、多くの関係者は「お酒が本当に好きなんだなと思う酔い方」と指摘する。
 「酒と仕事」の一線を厳しく引くことでも知られていた。テレビの主演作など、仕事が集中する期間は酒を控え、「プロに徹している」との見方もあった。たばこも20代では吸っていたが、30代に入ると禁煙し「自分に厳しいのではないか」と見られていただけに、今回の逮捕に対する関係者の衝撃は大きい。

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2009年4月24日のニュース