「なぜ家宅捜索?」赤坂署の電話鳴り止まず

[ 2009年4月24日 06:00 ]

 「なぜ家宅捜索するのか」――。警視庁赤坂署がこの日午後、草なぎ容疑者の自宅の家宅捜索に踏み切ると、同署には問い合わせが殺到、署員が対応に追われた。

 草なぎ容疑者の逮捕の一報で同署には「逮捕はおかしいと思う」などの電話がかかっていたが、捜索のニュースが広がると、また問い合わせが寄せられ、「家宅捜索までする必要があるのか」などファンからとみられる電話がひっきりなしにかかってきた。署員は「なぜ捜索するのかは捜査に関することなので答えられない」「公平に扱っている」などと回答。受話器を置くたびに、次の電話が鳴り出していた。夕方には問い合わせしてきた人と口論になったのか、「揚げ足を取らないでください!」という男性署員の大きな声が響き渡ることもあった。
 赤坂署の前には100人を超える報道陣が集まった。草なぎ容疑者が同署から拘置施設のある留置管理第1課原宿分室に移送される午後0時55分ごろには、通行人らも合わせて約200人でごった返し、車道まで人があふれた。署員が数人で交通整理をするなど物々しい雰囲気に包まれた。

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2009年4月24日のニュース