裁判員制度ドラマ出演 塚本「死刑減るんじゃないか」

[ 2009年4月24日 17:42 ]

 裁判員制度を題材にした漫画が原作のドラマ「サマヨイザクラ」(フジテレビ系で5月30日夜放送)の制作発表が24日、東京都内で開かれ、出演の伊藤淳史、塚本高史、加藤ローサが出席した。

 フリーター(伊藤)が、年齢、アニメオタク、いじめられた経験など、自分と多くの共通点を持つ主婦3人刺殺事件の被告(塚本)を裁く、裁判員に選ばれる。
 伊藤は「(作品を見ると)制度に関する知識や心構えも、きっと変わると思います」と話し、塚本は「ドラマをやってみてなおさら思ったんですが、(制度スタート後は)死刑(判決)が減るんじゃないかな。被告人やその親とかを間近で肉眼で見て、果たしてその人を殺せるのか。死刑にする投票になったら、自分はできないと思う」と切実な表情で語った。

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2009年4月24日のニュース