阪神・木浪「行くしかないと思っていた」一塁からのタッチアップで同点劇につなげた

[ 2024年4月13日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-2中日 ( 2024年4月12日    バンテリンD )

<中・神>8回、ノイジーの左飛で一走・木浪は二塁へ進む(撮影・大森 寛明)
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 阪神の同点劇の陰の主役は木浪だった。8回1死一塁で勝野のフォークを左前に運んで一、二塁へ好機を拡大。さらに代打・ノイジーの左飛では二塁を陥れる好走塁が光った。

 「行くしかないと思っていた。カットの位置も、サードにつないでいたのが見えていたので。(一塁ベースコーチの)筒井コーチも“行け”と言って、自分も行こうと思った」

 中日の遊撃手、村松の中継位置は捕球した左翼手と三塁を結ぶ線上。同じ遊撃手として隙を見逃さず、タッチアップした。二塁へ進んだ後は代走・小幡と交代。この進塁がなければ、内野安打での2人目の生還はなく、「とっさの判断で、しっかりコーチャーの声と自分で行くという気持ちで行けたことが、ああいう点につながった」と胸を張った。

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