早大・安田虎汰郎が17年ぶり快挙「幸せ」 早大1年では07年斎藤佑樹以来の春季L開幕戦初登板初勝利

[ 2024年4月13日 17:07 ]

東京六大学野球春季リーグ戦 第1週第1日第2試合   早大3―1立大 ( 2024年4月13日    神宮 )

<早大・立大>早大2番手の安田(撮影・大城 有生希)
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 早大は3―1で立大を下し、開幕戦に勝利した。日大三出身の1年生右腕・安田虎汰郎投手は同点の8回から救援登板し、100キロ台のチェンジアップを軸に1回を無安打無失点。早大は直後の8回の攻撃で2点を奪い、安田は勝利投手となった。

 早大の1年生投手で、春季リーグ開幕戦での初登板初勝利は07年の斎藤佑樹以来、17年ぶりの快挙。「やっぱり早稲田のピッチャーとして神宮のマウンドに立てるっていうことは幸せなこと。本当にその喜びを噛みしめた。これからも、そういう気持ちで投げようっていう風に思います」と充実のマウンドを振り返った。

 昨夏は日大三(東京)のエースとして甲子園出場に導き、侍ジャパンU18日本代表にも選出された。早大のユニホームでいきなり神宮デビューを果たし「神宮も西東京大会からずっと経験はしていたんですけど、やっぱり大学野球の雰囲気っていうのはそれ以上に、恐ろしいものというか、また違うことがある。そこもまた今日1つ勉強になったところだなと思います」とコメントした。

 ◇安田 虎汰郎(やすだ・こたろう)2005年(平17)5月27日生まれ、千葉県出身の18歳。湊小2年から野球を始め、鴨川中時代は袖ケ浦リトルシニアに所属。日大三では1年秋からベンチ入りし、昨夏の甲子園も経験した。憧れの選手は元阪神・村山実。50メートル走6秒3、遠投100メートル。1メートル76、76キロ。右投げ左打ち。

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