“持ってる男”はこれも離さない!? 阪神・森下は焼肉会食でも主役かっさらう

[ 2024年4月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5-2DeNA ( 2024年4月3日    京セラD )

<神・D>6回、逆転2ランを放った森下(右)は近本と笑顔でハイタッチ(撮影・北條 貴史)
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 【記者フリートーク】ただのビッグマウスではない。8回に決勝3ランを放った3月31日の巨人戦。待望の今季初勝利をつかんだ試合後だった。私の近くで、ある言葉をボソッとつぶやいた。「俺、こういうところでしか打てないんだよな…」。そうニヤリと笑った男が、また“こういうところ”で打った。

 野球以外の場面でも、主役をかっさらうのが森下だ。今春のキャンプ中、00年生まれの同年代である小幡、野口、川原との食事会に同席した。グラウンドでは勝負強さを発揮する“持ってる男”は、食事のメニュー表を離さない。私に仕事をさせる間もなく、次々と注文。自身で肉を焼き終わると「これ、うまいな!」と数枚をいっぺんに箸でつかんで頬張った。普段から、己のままに突っ走り、周りを引き寄せる。そういう性格だからこそ、「ここぞ」で輝く姿を見せられるのだろう。(阪神担当・松本 航亮)

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