アスレチックス　28年のラスベガス移転までの3年間はカリフォルニア州サクラメントの球場を本拠地に

ラスベガスに建設されるアスレチックスの新球場完成デザイン予想図（Negativ提供＝AP）
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　オークランドからラスベガスへの本拠地移転が決定しているアスレチックスは4日（日本時間5日）、28年の移転までの3年間はカリフォルニア州西サクラメントを本拠地にすると発表した。

　現球場のオークランド・コロシアムを使用するのは今季まで。サクラメントとは25～27年間の3年間の契約で、「サッター・ヘルス・パーク」が新たな本拠地となる。

　同球場は常設席が1万624席で、プラス芝生席がある。ジャイアンツ傘下3Aのサクラメント・リバーキャッツと共有することになるという。

　球団はサクラメントだけでなく、地元オークランド市とも27年までの球場の延長契約について交渉を続けてきた。しかしアスレチックスはオークランドを去ることになり、同市は球場周辺など再開発をする予定になっている。

　オークランドの地元ファンは本拠地移転に対する抗議活動を続けており、開幕6試合の平均観客数はわずか6438人にとどまっている。
　ラスベガスへの移転はオーナー会議の全会一致で承認された。新球場は総工費約15億ドル（約2280億円）で建設され、28年シーズンの開場を予定している。