DeNA、逆転で阪神下す 「代打の切り札」楠本が今季初安打初打点で勝利に貢献

[ 2024年4月4日 21:18 ]

セ・リーグ   DeNA3―2阪神 ( 2024年4月4日    京セラD )

6回1死満塁、楠本は中前に逆転の2点適時打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 DeNAは4日、京セラDで阪神と対戦し、3―2で競り勝った。4回に先制を許すも、6回に代打・楠本泰史外野手(28)が値千金の逆転タイムリーを放った。

 オリックスから新加入の中川颯がプロ初先発。初回、先頭の近本に初球を中前へと運ばれたが、続く中野を二ゴロ併殺に討ち取るなど、毎回打者を背負いながらも粘りの投球を続け3回までスコアボードに0を並べた。

 しかし4回、1死一、三塁のピンチを招くと、7番・梅野に中前適時打を許した。5回は先頭の近本に四球を与え、続く中野に送りバントを決められたところで三浦監督が投手交代を告げた。

 相手先発・西を前に沈黙が続いていた打線だったが、6回に奮起。無死一、三塁の好機で6番・関根が3日連続猛打賞となる右への二塁適時打を放つと、なおも1死満塁で代打の切り札楠本。体勢を崩しながらも2番手・桐敷のフォークに食らいつく執念の中前2点適時打で試合をひっくり返した。

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