大敗のロッテ・吉井監督 守護神・益田の抹消理由明かす「ずっと良くなかった。本人も自覚してる」

[ 2024年4月4日 22:30 ]

パ・リーグ   ロッテ1ー8ソフトバンク ( 2024年4月4日    ペイペイD )

<ソ・ロ>初回から6失点しベンチに戻る美馬(左)と吉井監督(撮影・岡田 丈靖)
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 ロッテは4日、ソフトバンク戦(ペイペイD)で大敗。2カード連続の負け越しで、オリックスと並び最下位に転落した。

 初回に藤岡のソロ本塁打で先制するも、その裏に先発・美馬がまさかの6失点炎上。この大量失点が最後まで響いた。

 この日は試合前に守護神の益田を抹消。益田は3日のソフトバンク戦で2―1の9回に登板したが、2死満塁から栗原に押し出し四球を与えた。また、3月31日の日本ハム戦でも2―1の9回に登板、1死一塁から右中間への飛球を中堅手と右翼手が交錯して落球(記録は三塁打)する不運もあり、逆転を許すなど、2試合連続で救援に失敗していた。

 試合後、吉井監督は益田の抹消について「キャンプ、オープン戦から見ててずっとよくなかったんで。一回自分で行けるっていうふうになるまで調整してくださいってお願いしました」と、その理由を明かした。

 以下は吉井監督との主な一問一答。

 ――美馬が初回に6失点。

 「今日は初回で試合終わってしまいました」

 ――ダイクストラは気持ちが切れそうになりながらも粘った。

 「気持ちは切れそうになってないと思います。多分あんなお客さんの中で投げたことないピッチャーなんで、かなり気合を入れて投げてくれたと思います」

 ――美馬を4回まで投げさせたのは長いシーズンを考えてのことか。

 「昨日延長でピッチャーを使ってしまってるんで、彼がゲームの3分の1は投げないとゲームが終わりそうになかったんで、頑張ってもらいました」

 ――美馬、ダイクストラの継投は予定通り。

 「そうですね、美馬とダイクストラと高野の3人で」

 ――上田がプロ初安打。

 「こけてましたね。最後」

 ――益田が登録抹消。この3試合での決断か。

 「いや、この3試合じゃなくて、もうキャンプ、オープン戦から見ててずっと良くなかったんで。本人もそれは自覚してて、やっぱりクローザーなんでね。こっちも自信満々で益田って言えないとやっぱ出せないので。一回自分で行けるっていうふうになるまで調整してくださいってお願いしました」

 ――高野がフォークで4奪三振。

 「多分、全部フォークではないと思います。スライダーも入ってると思うんで。彼は三振取れるピッチャーだというのは知ってたので。去年もあれぐらい投げてたんで、今後も期待したいと思います」

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