巨人・阿部監督 菅野は「素晴らしかった」 3年ぶり完封ペースも中川に託し「後輩思いだなって」

[ 2024年4月4日 21:20 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2024年4月4日    バンテリンD )

<中・巨>勝ち星を挙げた菅野(右)を迎える阿部監督(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 巨人は菅野智之投手(34)が盟友・小林誠司捕手(34)との657日ぶりバッテリーで7回4安打零封の快投を披露し、中日を下して連敗を3でストップ。同一カード3連敗を免れて3勝3敗の勝率5割に戻した。

 負ければ長嶋茂雄監督復帰1年目だった1993年以来31年ぶり球団3度目の開幕2連勝からの4連敗となるところだったが、それを阻止。菅野のあとは中川、大勢とつないでの完封リレーだった。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――菅野。

 「うん、素晴らしかったね」

 ――特に良かったのは。

 「丁寧にいっていたのか、けどカウント悪くなって大胆にいったりもできていたので、そこは良かったんじゃないかな」

 ――90球は予定通り。

 「予定通り。いつもより少ないんじゃない」

 ――少しスタイルが変わった。

 「ゾーン内ってみんなで言ってるから、いい球は持ってるんだからそれが徹底できて球数が減って、打たせて取ったりとかそういうのをね」

 ――中川が抑えた。

 「あれはね、菅野そこまでだったんだけど、なんとかコウタ復活してもらいたいからいいかって言ったらいいって言ってくれたから、後輩思いだなって」

 ――小林初スタメン。

 「落ち着いてできたし、1個デッドボールもらったんでヒットと一緒だから」

 ――菅野が週の半ばにいるのは先発として大きい。

 「そうだね。ローテーション入ったからにはどこで投げようが責任はあるのでそれを果たしてくれればいいかな」

 ――きょうは野球の神様の機嫌を取り戻した。

 「そうだね。完全に流れが向こうだなって思いながら見てたんだけど、それをはね返す力をみんな持ってるっていうのはきょう分かったはずだろうし、3連敗ズルズルしそうな雰囲気だったけど、こうやって勝つことできたし、きん差のゲーム取れたし、こういうゲームを取っていくとどんどん強くなっていくはず」
 

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月4日のニュース