巨人3連敗で借金1　阿部監督4回4四球4失点のメンデスに激オコ「配球にならない」2軍降格命ず

セ・リーグ   巨人2－5中日 （ 2024年4月3日    バンテリンD ）

＜中・巨＞4回、険しい表情でベンチから見つめる阿部監督（中）（撮影・椎名　航）
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　目指すべき野球とはかけ離れた内容で、巨人が3連敗。今季初めて借金1となった。

　「キャッチャーは配球にならない。体に切れもないし、もう一回2軍でやり直してきてくれと言った」。阿部監督は試合後、先発したメンデスに2軍での再調整を命じた。今季初登板の左腕は4四球を与え、4回4安打4失点。4回2死一塁から8番・村松、9番・大野に連続四球を与えた末に2点を追加されるなど自滅した。

　指揮官はキャンプから投手陣に対し「困ったらど真ん中」を繰り返してきただけに、杉内投手チーフコーチは「8、9番に四球はちょっと痛い」と肩を落とした。2番手で3回完全投球の赤星が、先発ローテーション入りする見込み。打線は2試合連続の2桁安打も2点止まりで、指揮官は「しっかり考えて采配したい」と語った。（川島　毅洋）