阪神・梅野 231日ぶりの先発マスクで攻守に存在感「チームが勝つことだけを考えてホッ」

[ 2024年4月1日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5ー0巨人 ( 2024年3月31日    東京D )

<巨・神> 2回2死、阪神・梅野は左前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・梅野が左尺骨を骨折した昨年8月13日のヤクルト戦以来、231日ぶりに先発マスクをかぶり、今季初勝利に貢献した。

 才木を6回まで好リードし、7回以降も桐敷、ゲラ、岩崎の救援陣で零封継投を完成させた。

 「2つ負けた中で今季初めて先発出場してチームが勝つことだけを考えてホッとしました」

 特に3回2死満塁で岡本和を迎えた場面ではワンバウンドのフォークを2度、得意のブロッキングで止めた。最後も2―2からフォークを要求して空振り三振を奪い、最大のピンチを乗り切った。

 「必死に止めました。才木もよく続けて投げてくれた。あそこは内角真っすぐで2ストライクを取れたのが大きかった。才木は走者を背負いながらも苦しい中でよくゼロで粘ってくれた」

 2回2死では左前打を放ち、同じく231日ぶりの安打。今春キャンプ中に右肩の肉離れを発症して開幕マスクは7年連続で途切れても、攻守で存在感を見せつけた。

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