センバツV 健大高崎が群馬に帰還 高崎駅到着「おめでとう!」「ありがとう!」の大歓声

[ 2024年4月1日 15:27 ]

<健大高崎凱旋>高崎駅に到着した箱山主将(左)ら健大高崎ナイン(撮影・会津 智海)
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 第96回選抜高等学校野球大会の決勝で、地元兵庫の報徳学園を下し、群馬県勢として初の選抜制覇を果たした高崎健康福祉大高崎が1日、群馬に帰還した。

 午前11時45分に新大阪駅を出発したナインは、午後3時12分に新幹線の「はくたか号」でJR高崎駅に到着。電子案内板には「優勝!健大高崎おめでとう!!」と表示され、構内では「優勝おめでとうございます」のアナウンスも流れる歓迎一色だった。

 紫紺の優勝旗を持ったプロ注目捕手の箱山主将を先頭に駅前広場に到着したナイン。集った多くの観衆からは「おめでとう!」「ありがとう」の声と拍手が止まらなかった。

 青柳監督は駅前のスペースで「本日はありがとうございます。優勝はたくさんの声援の中で泥臭く正々堂々と戦った結果だと思います。5年前に“高崎から日本一”を合い言葉にしてやっとかないました」とあいさつした。

 高崎駅の長谷川駅長は「全国制覇おめでとうございます。高崎から全国制覇する学校が出てうれしく思います。心の強さを感じました。私もそんな高崎駅組織をつくりたい」と偉業達成を喜んでいた。

 ≪2年連続の都道府県初優勝は27年ぶり≫選抜では昨年の山梨学院に続き2年連続の県勢初優勝となった。2年連続の都道府県初優勝は96年の鹿児島実(鹿児島)、97年の天理(奈良)以来27年ぶり。また、22年夏には仙台育英(宮城)が東北勢として春夏通じて初めて優勝しており、直近5大会では3県が初優勝を果たした。群馬県勢は夏の甲子園制覇は過去2度あり、99年に桐生第一、13年に前橋育英が優勝した。

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