日本ハムのドラ2・進藤勇也が指名あいさつ 球団初の新人開幕スタメンマスクへ「もちろん狙っていく」

[ 2023年11月2日 15:15 ]

日本ハム・大渕スカウト部長(左)からドラフトのパスを手渡される上武大・進藤(撮影・郡司 修)
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 日本ハムからドラフト2位で指名された上武大の進藤勇也捕手が2日、大渕隆GM補佐兼スカウト部長、担当の高橋憲幸スカウトから群馬県高崎市の同校で指名あいさつを受けた。

 二塁への送球スピードが1・8秒。遠投120メートルの強肩を誇るアマ球界No.1捕手は「気が引き締まった。打てる捕手を目指して、1年目からチームに必要とされる選手になりたい」と誓った。

 目指すのは球団初となる「新人捕手の開幕スタメンマスク」だ。2リーグ制以降、ルーキー捕手が開幕戦でスタメン出場したのは昨年まで13人。

 78年の山倉和博(早大→巨人)、01年の阿部慎之助(中大→巨人)、06年の炭谷銀仁朗(平安→西武)、昨年の安田悠馬(愛知大→楽天)、松川虎生(市和歌山→ロッテ)らだが、日本ハムではいない。
 進藤は「もちろん狙っていきます。そのためには入ってからもアピールしないといけない。まだ必要なことはたくさんある。そこに向けてやっていきたい」と力を込めた。

 大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「勝つチームの捕手としてどうあるべきかを常に念頭に考えてほしい。“打てる捕手”は彼しかいない」と期待を口にした。

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